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そんなキャデラックブランド初のSUVとして99年に登場したエスカレードもまた、名実ともにアメリカン・ラグジュアリーSUVシーンを牽引してきたトップランナーというべき存在である。
 2021年、シャシーを一新した5代目のエスカレードが日本に上陸。ボディーサイズは全長5400㎜、全幅2065㎜、全高1930㎜と先代モデルよりも二回り近く大きくなった。あわせて大きなグリルとLED製のライトを配したフロントマスクは押し出しも強く、別格の存在感を備えている。特にこの「スポーツ」モデルはフロントのメッシュグリルやドアモールなど全てをブラックアウトしたことにより迫力のあるアピアランスとなっている。
 その魅力は外観だけにとどまらない。上質なウッドとレザーを贅沢に用いたコックピットの造形は、ミッドセンチュリーの家具のようなモダニズムと落ち着きが漂う。一方、ドライバーを囲むように展開する合計38インチのデジタル・ディスプレイには最新のインフォテイメント・システムを装備。加えてヘッドレストなど36カ所にスピーカーを内蔵するAKG製の3Dサラウンドシステムの音響環境も素晴らしく、快適な移動空間を演出する。
 また先代に比べて120㎜延長されたホイールベースのおかげもあり、3列7人乗りのシートはたっぷりと座り心地の良い座面でどこも快適。またセンターコンソール内に備わった冷蔵機能をもった大容量ボックス、開放感にあふれたグラスルーフ、そして最新のセーフティー・デバイスも充実している。
 もちろん6・2リッターエンジンはパワフルで、乗り心地も上等。雪道や悪路など走る場所を選ばない逞しさと、至れり尽くせりの装備と室内空間は、まさに地上を走るビジネスジェットと呼ぶにふさわしい。

●GMジャパン・カスタマーセンター TEL0120-711-276 
www.cadillacjapan.com








(上)湾曲した薄型OLEDディスプレイとウッドパネルのコントラストが印象的な室内。(下)ラインアップは、各部をブラックアウトした「スポーツ」のほか、クロームグリルがエレガントな「プラチナム」の2タイプ。

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