「ヨーロッパでは、黒毛和牛のような脂の多い肉は好まれません。サシの入った黒毛和牛は、ゆずこしょうでさっぱりと食べるにはいいかもしれない。でも、ソースを合わせるには重すぎるのです」と、リストランテ「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」のシェフ、ステファノ・ダル・モーロ氏は言う。有名なトスカーナ州の T ボーンステーキも、また同店の本店の地、ミラノのロンバルディア州のカツレツも、脂はそれほど多くない上質な牛肉を使う。最高級の黒毛和牛といっても、サシがたっぷりの肉では作れない料理だ。
「その点、脂が少ないあか毛和牛は、イタリアンにもよく合います。驚いたのは、シンプルに焼くだけでも肉のうまみをものすごく感じられること。コースに入れても重すぎず、それでいて忘れがたい幸福感を残してくれる肉なのです」
「その点、脂が少ないあか毛和牛は、イタリアンにもよく合います。驚いたのは、シンプルに焼くだけでも肉のうまみをものすごく感じられること。コースに入れても重すぎず、それでいて忘れがたい幸福感を残してくれる肉なのです」

アンティカ・オステリア・デル・ポンテ
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング36F
TEL03-5220-4686
営業時間11:30~14:00(L.O.)、土曜・日曜・祝日~14:30(L.O.)
17:30~21:00(L.O.)、日曜・祝日~20:30(L.O.)
www.anticaosteriadelponte.jp
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