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(上)龍王峡にちなんだオリジナルの「龍神鍋」。熱く焼けた石を鍋の中に入れた瞬間、ジュッ! と沸き立ち、おいしそうな湯気が盛大に上がる。(左下)全48室のうち20室は、温泉露天風呂をテラス内に備える。自然の風を感じながら、木立を眺めつつゆったりと湯あみを楽しんで。(右下)サワラ、ケヤキ、カエデなどが植わった庭。建物は庭を囲むようにデザインされ、温泉へも庭をめで、葉ずれを楽しみながら行く。
「界」では、それぞれの宿ごとに工夫を凝らした“日本旅会席"で、食でも地域の魅力をたっぷりと味わえる。益子焼のほかに、八寸の器やコースターに檜(ひのき)材の美しい組子細工が用いられているのも目をひく。次々と登場するおいしい料理の中でも、最も気分が盛り上がるイベント料理が、焼け石で仕上げる「龍神鍋」。栃木県水産試験場で品種改良された“ブランド魚"のヤシオマス、ワタリガニ、干かん瓢ぴょう、巻湯波など、季節と地域らしさを感じる食材を味わえる。
 ご当地ならではのもてなしにこだわる「界」の“ご当地楽"。「界 鬼怒川」では、益子焼の陶楽器による演奏会が毎夜開催される。ここでだけ耳にできるあたたかな陶琴の音は、旅の思い出を彩ってくれるはずだ。
 温泉は、名湯として知られる鬼怒川温泉の中でも、歴史ある滝温泉の湯を引いている。アルカリ性の単純泉で、長湯をしても疲れにくい、やわらかな湯。客室にも増して、新築で出来上がったばかりの温泉施設は、とても気持ちがよい。大浴場の露天風呂からは、桜並木が望めるので、春は花見露天も楽しめそうだ。
 伝統的な温泉文化をモダンにアレンジし、年々、進化を続ける「界」。その新しいスタンダードが、ここ「界鬼怒川」だと言える。これからの「界」ブランドのメルクマールとなる新しい宿に、この冬から春にかけて、いち早く出かけてみたい。

●界 鬼怒川
栃木県日光市鬼怒川温泉滝308
kai-kinugawa.jp
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