
トリートメントルームはプライベートガーデン付きなので、心地よい風を感じながらの施術を満喫できる。

いま、ここだけの時間
Text Mayumi Sakamoto
シンガポール・セントーサ島の熱帯雨林の中にあってこの洗練。コンテンポラリーなデザインと自然素材が響き合う心地いいスパで供されるのは、月の満ち欠けトリートメント。心も体もリセットされる、ここだけの時間がくつろぎの深みへといざなう。
熱帯雨林の庭園に、伝統的なコロニアル建築と、曲線が印象的な現代建築が調和する、カペラ・シンガポール。南シナ海の美しい景色が広がる静寂の丘にそのホテルはある。約3万6千坪の敷地の中に、スイートやビラを含む112室が点在。そのスケールから、他のゲストに会うことはめったになく、専用コンシェルジュのような存在のパーソナルアシスタントによってプライバシーは守られている。それが最上級を求めるトラベラーたちに愛される理由でもある。
アウリガ(ぎょしゃ座)と名付けられたスパがある。ウェルネスに着目し、心と体のバランスを整えて効果を導き出していくホリスティックなアプローチを採用するスパだ。そのメーンとなるのが、月の満ち欠けのリズムを活用したシグネチャートリートメント。月のサイクルに合わせたケアをすることで心と体のバランスを整え、ストレスから解放されるという考え方だ。たとえば、「満月」は、ポテンシャルを引き出す時ととらえ、ローズオイルを使ったマッサージやローズラップなど、ローズづくしの贅沢(ぜいたく)なトリートメント。これが、新月・満ちていく月・満月・欠けていく月の4種類がある。
アウリガ(ぎょしゃ座)と名付けられたスパがある。ウェルネスに着目し、心と体のバランスを整えて効果を導き出していくホリスティックなアプローチを採用するスパだ。そのメーンとなるのが、月の満ち欠けのリズムを活用したシグネチャートリートメント。月のサイクルに合わせたケアをすることで心と体のバランスを整え、ストレスから解放されるという考え方だ。たとえば、「満月」は、ポテンシャルを引き出す時ととらえ、ローズオイルを使ったマッサージやローズラップなど、ローズづくしの贅沢(ぜいたく)なトリートメント。これが、新月・満ちていく月・満月・欠けていく月の4種類がある。