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(左)ゲイヤーホフ
オーストリア北部で生産される白ワイン。品種はオーストリアの固有品種グリューナーフェルトリーナー。硬質なミネラル感の所以は、ブドウ畑の岩盤が石でできていて、その養分を吸収するから。適度な甘味と塩味が、シャリの味わいに通じるものがあり相性は抜群。

(右)チアッチ・ピッコロミニ・ダラゴーナ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
赤はトスカーナの代表的なワイン、ブルネッロをセレクト。主要品種のサンジョベーゼは味わいに膨らみがあり、渋みが軽く寿司にぴったり。後味に広がる樽のバニラ香や鉄っぽい香りも、マグロの赤身などに好相性。シャリとも合わせやすく、様々なネタとトライしたい。
マグロの赤身の旨さは、酸味と鉄分からくるもの。赤ワインのタンニンはこの味全体を覆って、その旨さを引き出す。逆に白ワインは、ネタとシャリの間に入って旨さを広げるイメージ。一見、ドライでシャープなワインが合うように思えるが、白身の握りにはフルーティで適度な甘味のあるワインの方が、実は合わせやすいのである。
 さらに“生魚の持っている色と味わいの広がり方"にも注目。「赤身やトロと部位で味が変わるマグロのように、同じ魚でも脂の乗り具合で味わいが異なる。魚の個性を知り、そのネタの脂肪分、ボリューム感がわかれば自ずと合わせるワインも見えてきます」
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