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(上)霜降銀座商店街 1956(昭和31)年に発足した霜降銀座。「駒込」駅から徒歩5分。昔ながらの商店58店(2014年11月時点)が軒を連ねる下町情緒の濃い商店街。
(左)大和郷 六義園から白山通りに至る文京区本駒込6丁目のエリア。大正時代に三菱財閥が開発した邸宅地。きちんと区画され広々とした街並み。
(右)六義園の正門 六義園の外周はレンガ塀で囲まれている。岩崎家が購入した時にレンカ塀だったというが、これは第2次世界大戦後新たに作られたもの。
六義園と邸宅地
六義園は1695(元禄8)年、徳川五代将軍・徳川綱吉より与えられた下屋敷の地に、柳沢吉保が、自ら造営した大名庭園だ。一時荒廃したものの、明治時代に入ると三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎が所有・整備。1938(昭和13)年には東京市に寄贈され、その後、一般公開されるようになり、1953(昭和28)年には国の特別名勝に指定されている。
 六義園を含めこの一帯を所有していた岩崎家であるが、当時、華族が所有していた広大な土地を市民に開放しようとした流れの中、1921(大正10)年にはその一部を宅地として分譲。一区画が大きく道路幅も広くとられた整然とした街並みとなり、政治家、官僚、実業家、学者などが住む邸宅地となったのである。現在でも文京区本駒込6丁目には、大和郷(やまとむら)という邸宅地が広がる。ちょうど、六義園から白山通りに至る一帯で、今でも歴史ある高級住宅街として高貴な雰囲気を放っている。
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