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確かな技術と経験が造る高性能窓システム
環境先進国であるドイツは住宅性能の基準が厳しいことで知られるが、窓も断熱性能の最低基準があり、熱貫流率(U値)1.3以下でないと住宅に取り付けることができない。このU値とは断熱性能の高さを示すもので、数値が小さいほど性能が高くなるが、日本ではこのU値が2.33以下で最上の等級。つまり、日本で断熱性が高いとされる窓はドイツでは使えない。
 普段は目にすることがないが、ケースメントの断面を見れば、高い性能の秘密がよくわかる。「内部がミツバチの巣のように入り組み、細かく分かれています。この細かさが品質の証しで、各“部屋"に断熱材やスチールを入れ、断熱性能と強度を高めることができるのです。この金型の技術は簡単にまねができるものではなく、何十年にもわたる研究や開発の結果であり、数多くの検査の積み重ねにより実現しているものです」“壁よりも高い断熱性"は決して大げさな言葉ではない。アルミサッシに比べて熱伝導が千分の1になるというのだ。さらに、省エネ効果が高いため、CO2 が35%まで低減される。「当社で扱う商品には、特殊金属膜(Low-E)を施し、夏の遮熱、冬の断熱に対応させます。日本で樹脂サッシが多いのは北海道や長野などの寒冷地ですが、夏の住まいも快適にすることができるのです」 遮熱しながらも光の透過率は下げないので、明るい空間が創出される。また、防音性も高く、50db の遮音率を誇る。屋外の騒音は遮断され、たとえば車の多い幹線道路、にぎやかな都心でも静かな環境は保たれる。樹脂サッシのある住まいは、立地の選択も自由になるのだ。
 大きな窓、さらにはトリプルガラスをも可能にするコマリングの窓システム。気になるのは、ユーザビリティーだが、「独自のスライディングシステムがあるので、開け閉めがしにくい、重たいということは全くありません。小さなお子さんでも簡単に開け閉めができるのです。ロックをはずすと本体が5ミリ浮いて軽くなり、ロックをかけると下がる仕組みになっています。さらに、セイフティシステムが働き、締まり切る前に一旦止まって、そのあともう一度閉めるという操作性になっているので、指をはさむ心配もありません」












(上)幅最大3m、高さ最大2.5mのサッシなど、多くのデザインバリエーションや他に類を見ない寸法も用意する。
(下)窓枠には木目調のラミネートも可能。それぞれの部屋の雰囲気に合ったデザイン性の高い窓枠が実現できる。



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