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第1回
堂島リバーアワード開催
記念すべき初回テーマは日本画
7月から公募スタート
2008年、大阪文化発祥の地である中之島の対岸にオープンした複合商業施設「堂島リバーフォーラム」は、これまでに「堂島リバービエンナーレ」「堂島ウィンターライブ」「建築展」など、さまざまな企画を実現し、多角的に文化や芸術に関わってきた。
 そんな堂島リバーフォーラムが、今年から新たに開催するのが、毎回異なる分野のアート作品を表彰する「堂島リバーアワード」。日本が誇る伝統と技術を後世に、また世界に伝えたいという思いから、第1回のテーマは“日本画"となった。審査員には、東京藝術大学大学美術館館長・教授であり金沢21世紀美術館館長の秋元雄史氏、日本画家の千住博氏、画家の山口晃氏、美術史家であり明治学院大学教授の山下裕二氏という、日本美術界を代表する顔ぶれがそろう。
 応募期間は7月1日から8月31日まで。年齢や国籍を問わず、ウェブサイトにて無料でエントリーを受け付ける予定だ。第1回にふさわしい“日本画"というテーマに、どのような作品が集まり、表彰されるのか。日本のアートシーンを盛り上げるアワードとして、多くの作品が応募されるよう期待が膨らむ。開催概要と作品応募要項の詳細はウェブサイトまで。

(写真上)中之島対岸に立つ堂島リバーフォーラム。多目的ホール、ギャラリー、カフェ、高級賃貸マンションから成るモダンでミニマルなデザインが印象的な複合商業施設となっている。
(写真下左から)
秋元雄史氏。1955年東京生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科卒業後、ベネッセコーポレーションに勤務し、美術館の企画・運営に携わる。現在、東京藝術大学大学美術館館長・教授、金沢21世紀美術館館長。
千住博氏。1958年生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業後、同大学大学院博士課程修了。以降、日本画家として世界各国で個展を開催し、数々の賞を受賞。日本画の理解を世界に広めるため、幅広い活動を行う。
山口晃氏。1969年生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業後、同大学大学院修士課程修了。緻密に人物や建築物を描き込む画風で知られ、広告からパブリックアートまで、さまざまな作品を手掛ける。撮影:曽我部洋平
山下裕二氏。1958年生まれ。東京大学大学院卒業。美術史家・美術評論家として、室町時代の水墨画の研究を起点に、日本美術史全般にわたる幅広い研究を手掛ける。現在、明治学院大学教授。


●堂島リバーフォーラム TEL06-6341-0115 www.dojimariver.com
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