
1972年に外国人の生活に合わせてひと部屋が広く造られたマンションだ。2009年には竹中工務店が設計・施工を担当し免震補強工事を実施した。
景観に配慮し計画された街 青山・表参道
さらに、都市計画的にみても、青山・表参道エリアは非常に整った街だという。
「青山霊園、明治神宮、青山御所があるので、都会なのに緑が豊かです。また、街全体として見て、あまり高層の建物が建たないよう容積率が制限されているエリアが多いのです。例えば、青山通りの北側はあまり大きなものが建たないように都市計画がなされています。既存の建物が低いのもありますが、裏側が住宅地で日影規制が厳しいのもあり、高層の建物が建てられないのです」
その代表格が「同潤会アパート」だった。現在は「表参道ヒルズ」に建て替えられたが、この建物を保存しようという運動もあった。また、建物は高さ制限を受け、このエリアの景観にマッチしたデザインとなり、同潤会アパートの一部も復元建物として残された。こういった歴史や景観に配慮した開発ができるのも青山・表参道が魅力あるエリアだからこそ、という部分が大きいのではないかという。
「青山霊園、明治神宮、青山御所があるので、都会なのに緑が豊かです。また、街全体として見て、あまり高層の建物が建たないよう容積率が制限されているエリアが多いのです。例えば、青山通りの北側はあまり大きなものが建たないように都市計画がなされています。既存の建物が低いのもありますが、裏側が住宅地で日影規制が厳しいのもあり、高層の建物が建てられないのです」
その代表格が「同潤会アパート」だった。現在は「表参道ヒルズ」に建て替えられたが、この建物を保存しようという運動もあった。また、建物は高さ制限を受け、このエリアの景観にマッチしたデザインとなり、同潤会アパートの一部も復元建物として残された。こういった歴史や景観に配慮した開発ができるのも青山・表参道が魅力あるエリアだからこそ、という部分が大きいのではないかという。