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確かに立地的に見て人が集まりやすいエリアであれば、そのエリアは発展し、その地位を維持するのだろう。ただし、人が集まるというだけではなく、街の新陳代謝がきちんとなされることで、街が活性化するのだと牧野氏は付け加える。これが青山独特の雰囲気をつくっているのだと。そしてこのポジションが一番不動産的に見て安定する環境だとも。
 その証左となるのが青山の構成要素としてオフィスと住宅と商業がきれいに混在していることだという。
 「人が生活するとなると、住むだけではなく、働く、遊ぶ、買い物するという要素が必要で、それが青山・表参道にはすべてあります。渋谷は住むという印象はやや薄く、六本木はいい意味での猥雑(わいざつ)な街としての印象もある。猥雑さがなく、落ち着いて住むことのできるエリアが、青山エリアといえます。また、高級住宅街の松濤(しょうとう)、広尾、麻布などは、住宅地のイメージが強く、商業のイメージがあるのは、青山・表参道エリアくらいではないでしょうか」
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1975年に建築された南青山SOビルは、フロムファーストビルとして知られている。レンガ造りのこのビルは80年代に人気を博した。
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