
(左)表裏の両面で同時刻を表示できるうえ、アマデオ コンバーチブル システムも採用されている。アマデオ フルリエ 44 ヴィルトゥオーソVIIパーペチュアルカレンダー 手巻き、ケース径43.3㎜ 、RGケース×アリゲーターストラップ、9,612,000円。
(右)2時位置に文字盤を配し、6時位置にスモールセコンド、9時位置にパワーリザーブ表示を搭載。ダブルフェース仕様で、反対の面は全面文字盤仕様。表裏どちらの秒針も、時計回転するコーアクシャル・セコンド(特許取得済み)を採用。このモデルにもアマデオ コンバーチブルシステムが採用されており、ポケットウォッチやデスククロックに姿を変えて楽しめる。アマデオ フルリエ43 ムッシュ・ボヴェ 手巻き、ケース径43㎜、WGケース×アリゲーターストラップ、7,236,000円。
(右)2時位置に文字盤を配し、6時位置にスモールセコンド、9時位置にパワーリザーブ表示を搭載。ダブルフェース仕様で、反対の面は全面文字盤仕様。表裏どちらの秒針も、時計回転するコーアクシャル・セコンド(特許取得済み)を採用。このモデルにもアマデオ コンバーチブルシステムが採用されており、ポケットウォッチやデスククロックに姿を変えて楽しめる。アマデオ フルリエ43 ムッシュ・ボヴェ 手巻き、ケース径43㎜、WGケース×アリゲーターストラップ、7,236,000円。
懐中時計を腕時計化したようなアイコニックなデザイン
1960年代後半、休眠状態にあったボヴェだったが、97年に復興第一作がバーゼルで発表される。この新生ボヴェを注視していたのが、現オーナーのパスカル・ラフィ氏だった。1963年レバノン生まれの彼は、時計のコレクターであった祖父の影響で高級時計の世界に目覚め、製薬関連のビジネスでの成功を受け、99年ごろからボヴェへの投資を開始。2001年にはオーナーとなり、その情熱と美意識を、ボヴェのタイムピースに反映させていく。
12時位置にリュウズを配し、懐中時計を腕時計化したようなアイコニックなデザインが注目を集めたのはもちろん、グランフーエナメル、細密画、ハンドエングレービングによるギョーシェやフルリザン彫り、ジュエリーセッティングなどの伝統的な技術の復活・発展を推進。
さらに、製造部門の垂直統合も進め、高度な技術力を要するトゥールビヨンやヒゲゼンマイまでも自社内で生産可能な、スイスでも希有(けう)なマニュファクチュール体制を確立していく。
2006年には、フルリエに程近い、トラヴェール渓谷にたたずむシャトー・ドゥ・モティエを買収。14世紀にヌーシャテル伯爵のロドルフ4世によって創建され、1835年から1957年までボヴェ創業家が所有していた縁の深いこの歴史的建造物の内部をリノベーションし、本社機能とアトリエを備えた旗艦的施設に生まれ変わらせた。エナメル、ハンドエングレーブ、細密画などの伝統技法のワークショップも、ここに設けられている。
12時位置にリュウズを配し、懐中時計を腕時計化したようなアイコニックなデザインが注目を集めたのはもちろん、グランフーエナメル、細密画、ハンドエングレービングによるギョーシェやフルリザン彫り、ジュエリーセッティングなどの伝統的な技術の復活・発展を推進。
さらに、製造部門の垂直統合も進め、高度な技術力を要するトゥールビヨンやヒゲゼンマイまでも自社内で生産可能な、スイスでも希有(けう)なマニュファクチュール体制を確立していく。
2006年には、フルリエに程近い、トラヴェール渓谷にたたずむシャトー・ドゥ・モティエを買収。14世紀にヌーシャテル伯爵のロドルフ4世によって創建され、1835年から1957年までボヴェ創業家が所有していた縁の深いこの歴史的建造物の内部をリノベーションし、本社機能とアトリエを備えた旗艦的施設に生まれ変わらせた。エナメル、ハンドエングレーブ、細密画などの伝統技法のワークショップも、ここに設けられている。