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福井城の本丸跡に立つ福井県庁。周囲の一部は、石垣を間近に見られる公園として一般開放されている。福井城の石垣は、足羽山(あすわやま)で採れたきれいな青色が特徴の笏谷石(しゃくだにいし)。江戸時代には城壁や堀、寺や神社、武家屋敷に多用されていた。

福井県知事
西川一誠(にしかわ・いっせい)
1945年福井県丹生郡越前町(旧朝日町)生まれ。1968年に京都大学法学部を卒業後、自治省に入省。茨城県地方課長、香川県総務部長、自治省市町村税課長、国土庁長官官房審議官等を経て1995年に福井県副知事、2003年に福井県知事に就任。「福井新々元気宣言」の下、生活や産業に新しい活力を生み出し、福井の「つながりの力」によって夢と希望にあふれる、ふるさとづくりを進めるべく、精力的に活動中。趣味は野菜作り。
DRAMATIC FUKUI
千古の歴史、千年の未来を語る

Photo Masahiro Goda Text Junko Chiba
緑豊かな山々が美しい景観を織りなす越前と、清らかな水に恵まれた若狭から成る福井県。
古来、「越山若水」と呼ばれ、山の幸・海の幸・里の幸に恵まれた“おいしい県”である。
「日本で一番幸せな県」※と評価されるのも、豊かな「食」と、四季折々、旬の食材を数多く産する「自然」に負うところが大きいのではないだろうか。
福井県知事・西川一誠氏に、「食」を中心とする福井県の魅力を語っていただいた。
九頭竜川が洋々と流れる福井平野を挟んで、西側は日本海、東側は霊峰白山を始めとする千m級の山々。福井県は狭いながらも、海・山・里の全てを備えた地域だ。そこにあるのは「日本の原風景」。季節ごとに自然がもたらす恵みに彩られた「ほんものの豊かさ」がここにはある。

※出典:日本総合研究所が今年1月に発表した『全47都道府県幸福度ランキング2014年版』
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