
ワールドタイム5230 自動巻き ケース径38.5㎜ WGケース×アリゲーターストラップ 5,605,200円
しばらくシーンから遠ざかっていたワールドタイムが復活したのは、ミレニアムを迎えた2000年。新世代ワールドタイムの嚆矢(こうし)となったモデル5110には、10時位置のプッシュボタンでメインの時針を1時間ずつ先に送るのと同時に、24時間リングと都市名リングも連動して反時計回りに進められる機能が加えられていた。これにより、現在地の都市名を12時位置に合わせるだけで、メインの時刻表示も簡単に連動させられるようになった。この調整の際、計時用の輪列や調速脱進機には全く影響がない設計も特筆したい。
ワールドタイム5110は、その後06年に、1930年代に存在したリング状の時針他、デザイン変更された5130へと生まれ変わり、2016年には、ここに紹介している5230へと進化を遂げている。
ウィングレット(小翼)スタイルのラグを備え、フラットなベゼルを採用したケースには、22K製マイクロローターによる薄型のCal.240 HUを搭載。文字盤中央には、パテック フィリップ・ミュージアム所蔵の歴史的懐中時計に施されていた繊細な籠の編み目模様を着想源とするギヨシェ装飾を施し、南十字星にインスパイアされたオープンワークの時針とひし形の分針を採用するなど、伝統への敬意の中にモダンな洗練がもたらされた。
また、タイムゾーンの都市名の一部が、リヤドからドバイに、ヌメアからブリスベンに変更されたことや、以前UTC(世界標準時)+4を採用していたモスクワがUTC+3に変更されたことなどに対応した実用的な変更も反映されている。
世界の時を腕に載せる、ロマンと実用性とプレステージ性において、ワールドタイム5230をしのぐものはない。
●パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL03-3255-8109
ワールドタイム5110は、その後06年に、1930年代に存在したリング状の時針他、デザイン変更された5130へと生まれ変わり、2016年には、ここに紹介している5230へと進化を遂げている。
ウィングレット(小翼)スタイルのラグを備え、フラットなベゼルを採用したケースには、22K製マイクロローターによる薄型のCal.240 HUを搭載。文字盤中央には、パテック フィリップ・ミュージアム所蔵の歴史的懐中時計に施されていた繊細な籠の編み目模様を着想源とするギヨシェ装飾を施し、南十字星にインスパイアされたオープンワークの時針とひし形の分針を採用するなど、伝統への敬意の中にモダンな洗練がもたらされた。
また、タイムゾーンの都市名の一部が、リヤドからドバイに、ヌメアからブリスベンに変更されたことや、以前UTC(世界標準時)+4を採用していたモスクワがUTC+3に変更されたことなどに対応した実用的な変更も反映されている。
世界の時を腕に載せる、ロマンと実用性とプレステージ性において、ワールドタイム5230をしのぐものはない。
●パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL03-3255-8109