





松江を愛した小泉八雲
かつて松江に暮らし、その独特の文化に魅了された人物の一人が、文豪・小泉八雲だ。本名、ラフカディオ・ハーンは、ギリシャ生まれのアイルランド育ちで、アメリカで記者となったのち、1890(明治23)年に来日。そのわずか5カ月後に、英語教師として赴任したのが松江であった。
(左列上から)武家屋敷前から500mにわたる塩見縄手は、小泉八雲記念館や小泉八雲旧居、田部美術館、堀などの見どころが集中している。/田部美術館。不昧公の愛蔵品や郷土の工芸品を収蔵・展示している。建物は日本を代表する建築家、菊竹清訓氏の設計。/江戸時代には松江藩の中級武士が生活した武家屋敷。現在の屋敷は約280年前のもので、内部に当時の暮らしが再現されている。
(右列上から)手打ちの出雲そばを出す、そば処「八雲庵」。武家屋敷を改装した店で、出汁が上品な名物「鴨南蛮そば」などが味わえる。/不昧公が生きた江戸時代の面影を残す塩見縄手。かつて、松江藩中老を務めた、塩見小兵衛の屋敷があったことから名づけられた。/塩見縄手の堀沿いには老松が立ち、古き良き時代の風情を添える。「日本の道100選」にも選ばれた、街歩きにふさわしい道。
(左列上から)武家屋敷前から500mにわたる塩見縄手は、小泉八雲記念館や小泉八雲旧居、田部美術館、堀などの見どころが集中している。/田部美術館。不昧公の愛蔵品や郷土の工芸品を収蔵・展示している。建物は日本を代表する建築家、菊竹清訓氏の設計。/江戸時代には松江藩の中級武士が生活した武家屋敷。現在の屋敷は約280年前のもので、内部に当時の暮らしが再現されている。
(右列上から)手打ちの出雲そばを出す、そば処「八雲庵」。武家屋敷を改装した店で、出汁が上品な名物「鴨南蛮そば」などが味わえる。/不昧公が生きた江戸時代の面影を残す塩見縄手。かつて、松江藩中老を務めた、塩見小兵衛の屋敷があったことから名づけられた。/塩見縄手の堀沿いには老松が立ち、古き良き時代の風情を添える。「日本の道100選」にも選ばれた、街歩きにふさわしい道。