

(上)黒毛和牛の刺身 木の芽と日本のハーブをのせて
(下)アスパラガスとシマエビの前菜 抹茶パウダーと海藻マヨネース
初来日となったマッズ・マグヌソンは、とにかく日本の食材に魅了され、東京という“食都”を実感したという。
(下)アスパラガスとシマエビの前菜 抹茶パウダーと海藻マヨネース
初来日となったマッズ・マグヌソンは、とにかく日本の食材に魅了され、東京という“食都”を実感したという。
日本の食材を使ったノルディック・キュイジーヌ
今回、デンマークから初来日した注目のニュー・ノルディック・キュイジーヌ シェフ、マッズ・マグヌソンは、フランスやノルウェー、そしてスペインではかつて世界一のレストランとして名を馳せたエル・ブリなどで修業。デンマークに帰国した後、ノーマやコッケリーエといったミシュランの星を持つ名店でキャリアを積んできた。そして今年の7月には自身のレストラン、ギグルスをコペンハーゲンにオープンしたばかりである。
デンマークでも注目されているマグヌソンが、今回のイベントのために初来日。彼がまず向かったのは築地だ。そして最初のインスピレーションで特別ディナーコースを組み立てたという。
「築地には毎日のようにリサーチや仕入れに行きました。特にマグロ、和牛、そして果物の品ぞろえは随一。和牛はなかなかデンマークでは手に入らないこともあり、どうしても今回のディナーに使いたくて、わがままを言って取り寄せたほど。ハーブも普段からよく使うのだけど、今回は木の芽や紅蓼、紫蘇といった日本ならではのハーブをふんだんに使おうと決めてメニューを組み立てました」
その通り、特別ディナーには、日本の食材をメーンにしながら、彼の経験が生かされた実に繊細な皿に仕上げられていた。新鮮なウニに海老のスープを、海老に抹茶や木の芽を合わせたりと、日本人の感覚をいい意味で裏切ってくれる組み合わせの料理が供された。
デンマークでも注目されているマグヌソンが、今回のイベントのために初来日。彼がまず向かったのは築地だ。そして最初のインスピレーションで特別ディナーコースを組み立てたという。
「築地には毎日のようにリサーチや仕入れに行きました。特にマグロ、和牛、そして果物の品ぞろえは随一。和牛はなかなかデンマークでは手に入らないこともあり、どうしても今回のディナーに使いたくて、わがままを言って取り寄せたほど。ハーブも普段からよく使うのだけど、今回は木の芽や紅蓼、紫蘇といった日本ならではのハーブをふんだんに使おうと決めてメニューを組み立てました」
その通り、特別ディナーには、日本の食材をメーンにしながら、彼の経験が生かされた実に繊細な皿に仕上げられていた。新鮮なウニに海老のスープを、海老に抹茶や木の芽を合わせたりと、日本人の感覚をいい意味で裏切ってくれる組み合わせの料理が供された。


(上)北海道産殻付きウニと干しエビのスープ
(下)数々の名店で修業を積み、今やニュー・ノルディックを代表するシェフの一人となったMads Magnusson(マッズ・マグヌソン)。2015年7月に自身のレストラン、ギグルスをコペンハーゲンにオープンしたばかりだ。http://www.giggles.nu/en
(下)数々の名店で修業を積み、今やニュー・ノルディックを代表するシェフの一人となったMads Magnusson(マッズ・マグヌソン)。2015年7月に自身のレストラン、ギグルスをコペンハーゲンにオープンしたばかりだ。http://www.giggles.nu/en
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