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(左)ダラスの高級住宅街、タートル・クリーク。大きな前庭を持つ塀のない邸宅が連なる。
(中)チボロ・クリーク・ランチの従業員らの部屋。昔ながらの素朴な造りにもウェスタンらしい風情が漂う。
(右)テキサス州第3の都市、サンアントニオには街中を風雅な運河が回る。
淡い色合の漆喰で固めた厚い壁が、どことなくメキシコ風の雰囲気を醸し出す。サボテンと色鮮やかな花が共存する中庭の井戸、四隅に設けられた物見の塔などは昔のまま。
 滞在中、専属でゲストの世話をしてくれるという、カウボーイのいでたちのバトラーが、プール・サイドにある客室棟に案内してくれる。日差しは強いが、緑が多く乾燥しているためか、メキシカン・カラーが鮮やかな客室も涼しく居心地がいい。
 カウボーイ・バトラーのジープで、国立公園に近いワイルド・ライフ・サファリを訪れてから、隣接する牧場で牛追い作業を見学する。今でも数百頭の牛と馬がおり、スペイン語の威勢のいい掛け声と共にカウボーイ達が昔ながらのやり方で作業を行っていた。
 屋敷裏手の小山には、ドン・ミルトンの墓が残されていた。ダラスでの決闘の末にメキシコへ逃れてきたという逸話もあるドン・ミルトンはこの大地をこよなく愛したという。
 150年前の牧場主とテキサスの大地の夕焼けを眺めてダイニング・ルームに向かう。ニューヨークとダラスからのゲスト数人と、支配人のホストで夕食の卓を囲む。テキサス・サイズの濃厚な味わいの肉が芳醇なテキサス・ワインとよくあう。
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