


(上)イアオ渓谷の噴石錐、ニードル。
(下左)ハレアカラ火口淵のトレッキング・ロードを歩く。
(下右)樹林の湿地帯を覆うシダ類。
(下左)ハレアカラ火口淵のトレッキング・ロードを歩く。
(下右)樹林の湿地帯を覆うシダ類。
それでいて、楽園への気分の高揚がまったく損なわれないのは、朝日に煌きながら迎えてくれた、ダイヤモンドヘッドの雄麗さゆえだろうか。
そして、ホノルルから小1時間、紺碧の太平洋に浮かぶハワイ諸島の上を飛び、瓢箪のようなマウイ島の鮮やかな島影を認めたとき、楽園への胸のときめきは一層確かなものになっていた。
瓢箪のくびれたあたりに位置するカフルイ空港に降り立つと、あたりの緑が一段と濃く感じられるのは、一瞬のスコールの後だからだろう。ホノルルとは違う、樹林の匂いを孕んだ海風が吹きぬけてゆく。
19世紀にはハワイの首都であり、捕鯨の基地であったラハイナは空港の西、一方東には世界最大の休火山、ハレアカラが聳える。ハワイ諸島では2番目に大きいマウイ島は、変化に富んだ地形であるため、ドライブすると実際より広大に感じる。
中でも東端のハナへの道は険しく、これがハナをちょっと特別な隠れ家的存在にしているのだろう。米国の政財界人らに密かに愛用されているリゾートだ。
飛行士リンドバーグもハナの近くの教会墓地に永眠している。世界を飛び回った冒険家も最後の地にマウイ島を選んだのだ。
そして、ホノルルから小1時間、紺碧の太平洋に浮かぶハワイ諸島の上を飛び、瓢箪のようなマウイ島の鮮やかな島影を認めたとき、楽園への胸のときめきは一層確かなものになっていた。
瓢箪のくびれたあたりに位置するカフルイ空港に降り立つと、あたりの緑が一段と濃く感じられるのは、一瞬のスコールの後だからだろう。ホノルルとは違う、樹林の匂いを孕んだ海風が吹きぬけてゆく。
19世紀にはハワイの首都であり、捕鯨の基地であったラハイナは空港の西、一方東には世界最大の休火山、ハレアカラが聳える。ハワイ諸島では2番目に大きいマウイ島は、変化に富んだ地形であるため、ドライブすると実際より広大に感じる。
中でも東端のハナへの道は険しく、これがハナをちょっと特別な隠れ家的存在にしているのだろう。米国の政財界人らに密かに愛用されているリゾートだ。
飛行士リンドバーグもハナの近くの教会墓地に永眠している。世界を飛び回った冒険家も最後の地にマウイ島を選んだのだ。