
美しい緑を眺め、川のせせらぎが聞こえるご当地部屋「特別室 箱根寄木の間」。全てのゲストが体験できるご当地楽では、寄木細工の器で飲み物を楽しめる「寄木CHAYA」や、コースター作り体験を用意。
界 箱根
箱根の伝統工芸に寄木細工がある。細工を施し、簡単には開かないようになっている秘密箱は箱根土産の定番だが、そうした昔のイメージからすると、「星野リゾート 界 箱根」のご当地部屋には驚くだろう。
川のせせらぎを間近にする月見台を備えた、「特別室 箱根寄木の間」は、寄木細工の職人、露木清勝・清高さん親子による工芸品を配した部屋。寄木細工をポイントにしたテーブルや、掛け軸、花器の他、抹茶椀やグラスなどがそろい、寄木に寄り添い、使える部屋となっている。
「箱根・小田原は1000年以上前から木工技術が発達していて、轆轤を回し木をくりぬいて食器を作っていました。年貢も免除され、発展したのです。そして江戸末期、箱根・畑宿の石川仁兵衛さんが考案したのが、寄木細工。これは箱根の山が木の種類が豊富だったため、いろいろな色の木を使って意匠としたのです」と清勝さん。清勝さんの祖父から数えて4代続く工房は、伝統を大切にしながら革新にも挑戦している。
「箱根の地にあるものでおもてなしをしたいという、界 箱根さんの考えに共感しました。地域を大切にしてもらえるのはありがたいことです。最初は和室に飾る寄木の掛け軸を作りましたが、寄木細工をテーマにした部屋を造りたいというお話を頂きました。面白いなと思い、快諾させていただきました」
川のせせらぎを間近にする月見台を備えた、「特別室 箱根寄木の間」は、寄木細工の職人、露木清勝・清高さん親子による工芸品を配した部屋。寄木細工をポイントにしたテーブルや、掛け軸、花器の他、抹茶椀やグラスなどがそろい、寄木に寄り添い、使える部屋となっている。
「箱根・小田原は1000年以上前から木工技術が発達していて、轆轤を回し木をくりぬいて食器を作っていました。年貢も免除され、発展したのです。そして江戸末期、箱根・畑宿の石川仁兵衛さんが考案したのが、寄木細工。これは箱根の山が木の種類が豊富だったため、いろいろな色の木を使って意匠としたのです」と清勝さん。清勝さんの祖父から数えて4代続く工房は、伝統を大切にしながら革新にも挑戦している。
「箱根の地にあるものでおもてなしをしたいという、界 箱根さんの考えに共感しました。地域を大切にしてもらえるのはありがたいことです。最初は和室に飾る寄木の掛け軸を作りましたが、寄木細工をテーマにした部屋を造りたいというお話を頂きました。面白いなと思い、快諾させていただきました」