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(左)建築家・隈研吾氏のデザインによるモダンな露天風呂「古々比の瀧(こごいのゆ)」。木々の向こうに海が見え、開放感を満喫できる。
(右)ご当地楽で提供するお座敷遊び、投扇興は、扇子を投げて競うゲーム。芸妓さんが音頭を取って場を盛り上げてくれる。
地元のプライドを発信
2011年にスタートした温泉旅館ブランド「界」では、その地域で楽しめる文化をクローズアップして、体験をメーンにした地元ならではの「ご当地楽」を提供している。
「私は長野県生まれですから、招いた友人には信州そばを食べさせて、お土産にはリンゴを持たせたい。これが私の地元自慢。でも、ある意味“こだわりの押しつけ"でもある。これを界ブランドでは、『ご当地楽』として地域の文化を体感できるように具体化して、地元のプライドを発信しています。
 現地のスタッフが掘り起こしていくのですが、お客様の要望の中にあろうがなかろうが、地域自慢をしっかり見つけて、“本物"を打ち出しています。スタッフ全員がおもてなしについて真剣に考え、具現化しようと取り組んでいるのです。今年バリに星のやを開業しますが、日本旅館のメソッドを入れつつ、サービスをするバリの人たちの地域自慢にも注目しています。星のやが新風を吹き込みますよ」
 地域の本物のプライドを発信することで、他では味わうことができない滞在を提供する。これが、“星野リゾート流のおもてなし"となる。

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