
1915(大正4)年以来の家業を今に受け継ぐ3代目・諏訪雅夫氏と4代目・雅也氏。娘さんも店を手伝い、各人各様の個性を発揮しながら、魅力ある古書店づくりに取り組む。
悠久堂書店
さて、紹介したいもう一つの書店は、芸術全般から山岳・料理まで、人生を楽しく豊かにする趣味の領域に強い、1915(大正4)年創業の悠久堂書店である。
「料理本はまだ草創期だった三十数年前から扱っています。食べるのが好きで、文化としても面白いなと思って。近頃は日本料理が人気ですね。ほかにも山岳書は50年前からやっているし、最近は娘が書道関係の本やお手本を集めたり、息子の雅也が美術展のカタログを手掛けたり、おのおのが好きな分野をやっています。どれもかなり充実してきました。特に美術展のカタログはうちが一番だと思います」
と3代目・諏訪雅夫氏。「時代とともに商品は変わる」と、柔軟な姿勢で専門化に対応している。
「料理本はまだ草創期だった三十数年前から扱っています。食べるのが好きで、文化としても面白いなと思って。近頃は日本料理が人気ですね。ほかにも山岳書は50年前からやっているし、最近は娘が書道関係の本やお手本を集めたり、息子の雅也が美術展のカタログを手掛けたり、おのおのが好きな分野をやっています。どれもかなり充実してきました。特に美術展のカタログはうちが一番だと思います」
と3代目・諏訪雅夫氏。「時代とともに商品は変わる」と、柔軟な姿勢で専門化に対応している。