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1. 鮮やかな色合の家並みも楽しい。
2. 細い道はもっぱら徒歩で行き交う。
3. パラドールの教会の中にある現代美術館。
4. 細い路地から突然様々な風景が出現する。
5. クエンカの東端から町全体を望む。
6. 随所に小さな広場が設けられている。
町の繁栄とともに人口が増加し、限られた面積での建築が空に伸びていったのだろう。天に向かわせた奢りもあったのか。そして17世紀、ペストが蔓延し衰退してゆく町へ向けて、僧侶達も村人もひたすら祈ったのだろう。
 数世紀前とほとんど変わらないだろう、クエンカの町の風景。が、町のために祈る者はもうおらず、僧院の教会も美術館に改装され、渓谷を吹き抜ける風に微かに混じるのは、ホテルの晩餐の談笑の声ばかりだ。
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