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(左)旧市街地と新市街地がゆったりと広がる。
(右)豊かな時代を思わせる豪壮な商人館。
ローマ帝国に代わって、紀元5世紀にイベリアへ攻め入ったゲルマン民族は、内陸のトレドを都に定めた。次に、紀元8世紀イスラム軍がイベリア全土を征服。標高915mの山中に、アラビア語で雄牛を意味するテルエルが築かれたのは1176年だ。1085年にアルフォンソ6世によってトレドが制覇され、キリスト教支配となってからである。居残ったイスラム教徒は、ムダッジャンと呼ばれ、その職人による工芸美術をムデハル美術と称した。テルエルにも多くのムダッジャンがいたようだ。
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