


(左)イギリスのデザイナーとして世界に名を知られるサー・ポール・スミス。クラシカルとモダンを融合した独創的なデザインが、多くの人から愛され続けている。©James Mooney
(上)1970年、イギリス・ノッティンガムのバイヤード・レーン6番地にオープンさせた店を再現した「ポール・スミス1号店」。このひと間から全てが始まった。©PaulSmith Ltd.
(下)カラフルでポール・スミスらしいボタンの壁。最大7万個(会場によって異なる)のボタンを単体で展示するのではなく、数を集めることで新たなアートが作り出されている。©Luke Hayes
(上)1970年、イギリス・ノッティンガムのバイヤード・レーン6番地にオープンさせた店を再現した「ポール・スミス1号店」。このひと間から全てが始まった。©PaulSmith Ltd.
(下)カラフルでポール・スミスらしいボタンの壁。最大7万個(会場によって異なる)のボタンを単体で展示するのではなく、数を集めることで新たなアートが作り出されている。©Luke Hayes
1970年にイギリス・ノッティンガムに1号店をオープンさせてから、伝統的な職人技を生かし、クラシカルとモダンを融合させたデザインで独自の地位を築いてきたサー・ポール・スミス。カジュアルでありながら常に上質さと品の良さをまとう、ポップで洗練された服や小物は、年代や性別を超えて世界中で多くの人々を魅了している。一体、ポール・スミスとはどんな人物で、どのようにしてそのデザインが生まれているのか。その問いに答えてくれるのが、6月から京都、東京、名古屋の3都市で開催される展覧会「HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」だ。
同展は2013年11月にロンドンのデザイン・ミュージアムで開幕し、好評を博した展覧会の日本版。日本では1998年の「ポール・スミストゥルー・ブリット」展に続く、2度目のポール・スミス大型展覧会となる。今回の特徴は、イギリスの1号店を始め、ポールの初めてのショールームとなったパリのホテルのベッドルーム、デザインスタジオなど、実在する、あるいは過去に実在していた場所を細部にわたって再現し、さらにオリジナルの映像インスタレーションなど、約2800点の膨大な展示品を通じて、美術、ファッションなど多角的な視点からポール・スミスその人と、彼のクリエーションをオープンにしていること。実に正直に、ありのままのポール・スミスが紹介されている。
同展は2013年11月にロンドンのデザイン・ミュージアムで開幕し、好評を博した展覧会の日本版。日本では1998年の「ポール・スミストゥルー・ブリット」展に続く、2度目のポール・スミス大型展覧会となる。今回の特徴は、イギリスの1号店を始め、ポールの初めてのショールームとなったパリのホテルのベッドルーム、デザインスタジオなど、実在する、あるいは過去に実在していた場所を細部にわたって再現し、さらにオリジナルの映像インスタレーションなど、約2800点の膨大な展示品を通じて、美術、ファッションなど多角的な視点からポール・スミスその人と、彼のクリエーションをオープンにしていること。実に正直に、ありのままのポール・スミスが紹介されている。