世界の贅沢、NILEの贅沢

旅行中の滞在先は、交通の便が良く出回りやすい場所にあるかどうか、というのもポイントですよね。地下鉄の駅の真横である必要はないけれど、地元のライフスタイルを体感するにはアクセスの良さはやはり大切だと思います。

そうだね。僕らがホテルを造る時も毎回それは妥協できないポイントになってるよ。今回のベルリンのホテルに関しては、すぐ近くにベルリン動物園駅があるしね。もちろんここでも僕たちは、ほかの物件同様、さらにもう一歩入り込んだ提供をしているけれど。街を自由に回れるよう無料でミニ（車）を貸し出したり、「Two Wheels Good」の協力で無料自転車レンタルも提供しているんだ。でも僕が個人的に一番お薦めしたいのは、アーバン・L（Urban L）タイプの客室に置いてある「Schindelhauer」の自転車で出かけること。

アメリカと違って、ベルリンでは地元の人が仕事帰りの一杯を飲みにホテルのバーに行くというのはあまりない習慣ですが、25アワーズ系列のホテルバーに立ち寄ると、毎回地元の人にたくさん出会う気がします。もしや、近所の人を無料招待していたりするのですか・・・？

それができたらいいけどね（笑）、現実はそうじゃない。地元の人にも訪問客にもアピールする、ユニークなメニューを用意したり、地元出身のバンドやDJを入れたりっていう工夫をしてるんだよ。それと、おそらく最も重要なのは、誰もが居心地よく踏み込めるような、庶民的な雰囲気を作るように心がけているってことだろうね。ここではどんな人もみんなをウェルカムしてる、って。それが自然と伝わっているんじゃないかな。