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イベントでは12 種目にわたるレースが実施され、往年のレーシングカーやツーリングカーを愛する参加者たちが、大満足の時間を過ごした。また今回、大きな話題となったのが、元F1ドライバーで絶大な人気を誇るミカ・ハッキネンの参加だ。彼が乗ったクラシックカーは、戦前のモデル。それにもかかわらず、なんと最高速290km/hを叩き出したという。超一流のレーシングドライバーのみにできる芸当。それを目の当たりにできることは参加者にとても特別な体験となった。
 さらにIWC は、この日のために伝説のシルバー・アロー W 196とW 25 を特別に展示。モータースポーツの大ファンであった伝説の時計師、アルバート・ペラトンが双方向巻き上げ式の自動巻き機構を開発し、当時、それを初めて搭載したモデルが「インヂュニア」であったという事実も、IWCとこのクラシックカーレースを結びつける理由の一つとして挙げられるのだ。
(上)今年のグッドウッド・メンバーズ・ミーティングに参戦した元F1レーサーのミカ・ハッキネン。彼がステアリング・ホイールを握ったメルセデス・ベンツ「W25」は、別名シルバー・アロー。1930年代にグランプリ・レースを席巻した名車だ。(下)ヒストリックレーシングカーに一世を風靡した元F1ドライバーのミカ・ハッキネンとヨッヘン・マスが乗り、ポテンシャルを最大に発揮させてサーキットを走る。
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