第3回「ランデヴー~グルマン」を彩る要素
ベージュ アラン・デュカス 東京で開催される第3回「ランデヴー~グルマン」を彩るのは和菓子、シャンパンと異なる分野より、それぞれ各界でトップに匹敵する末富とペリエ・ジュエ。ここで、それぞれをご紹介したい。
末富
明治26年の創業以来、京都の中核となる自社や茶道家元より絶大な信頼を寄せる「和菓子司 末富」。四代目主人となる山口祥ニ氏は、伝統を受け継ぐ一方で、日本文化のひとつとして京菓子の海外へのアピールにも尽力している。97年より米国ワシントン州ホイットマン・カレッジ、サンフランシスコ アジア美術館で「京菓子の世界」講義とワークショップを開催。2009年にはモナコ「ル・ルイ・キャーンズ アラン・デュカス」にて晩餐会のデザートを担当し、更に同年より在パリ日本文化会館にて「京菓子の世界」講義とワークショップを毎年行っている。
ペリエ・ジュエ
アール・デコ調の美しいボトルデザイン、繊細で気品のある味わい、デリケートに立ち上る金糸のような泡。ペリエ ジュエは、華やかなシャンパーニュのイメージを象徴するブランドだ。
ブドウの出来が特に素晴らしい年のみに造られる「ベル エポック」は、ボトルに描かれたアネモネが象徴的だ。これは、アールヌーヴォーを代表するエミール・ガレの手によるもので、1902年当時、パリで流行していたジャポニズム・浮世絵の影響から、日本の秋明菊(ジャパニーズ・アネモネ)を描いたと言われている。ブラン、ロゼ、ブラン・ド・ブランの3種類があり、ヴィクトリア女王やナポレオン三世といった王室や、グレース・ケリーをはじめとする世界中のセレブリティたちにも愛されてきた。
末富
明治26年の創業以来、京都の中核となる自社や茶道家元より絶大な信頼を寄せる「和菓子司 末富」。四代目主人となる山口祥ニ氏は、伝統を受け継ぐ一方で、日本文化のひとつとして京菓子の海外へのアピールにも尽力している。97年より米国ワシントン州ホイットマン・カレッジ、サンフランシスコ アジア美術館で「京菓子の世界」講義とワークショップを開催。2009年にはモナコ「ル・ルイ・キャーンズ アラン・デュカス」にて晩餐会のデザートを担当し、更に同年より在パリ日本文化会館にて「京菓子の世界」講義とワークショップを毎年行っている。
ペリエ・ジュエ
アール・デコ調の美しいボトルデザイン、繊細で気品のある味わい、デリケートに立ち上る金糸のような泡。ペリエ ジュエは、華やかなシャンパーニュのイメージを象徴するブランドだ。
ブドウの出来が特に素晴らしい年のみに造られる「ベル エポック」は、ボトルに描かれたアネモネが象徴的だ。これは、アールヌーヴォーを代表するエミール・ガレの手によるもので、1902年当時、パリで流行していたジャポニズム・浮世絵の影響から、日本の秋明菊(ジャパニーズ・アネモネ)を描いたと言われている。ブラン、ロゼ、ブラン・ド・ブランの3種類があり、ヴィクトリア女王やナポレオン三世といった王室や、グレース・ケリーをはじめとする世界中のセレブリティたちにも愛されてきた。
(上左)明治26年の創業の「和菓子司 末富」。(上右)アラン・デュカス モナコ「ルイ・キャーンズ」、パリ「プラザ・アテネ」、ニューヨーク「エセックス・ハウス」の最高級レストランのほか、 数々の コンセプト・レストランやオーベルジュを 世界中に展開するグループ・アラン・デュカスの代表。(下左)第3回「ランデヴー~グルマン」では、特別メニューのフレンチを味わうことができる。(下右)ボトルに描かれたアネモネが特徴のペリエ・ジュエの「ベル エポック」。