

(左)北川半兵衞商店の商談の間にて。「最高級」へのこだわりを持つ北川直樹専務と西嶋氏は息がぴったり。時間の経つのも忘れて、“最高談議”に花を咲かせる。
(右)アンクサンスのおもてなしは、お客様のお出迎えから始まる。そして、2階のゆったりしたサロンで、まず玉露を一服。必ずお客様の目の前で淹れるのがアンクサンスの流儀だ。
(右)アンクサンスのおもてなしは、お客様のお出迎えから始まる。そして、2階のゆったりしたサロンで、まず玉露を一服。必ずお客様の目の前で淹れるのがアンクサンスの流儀だ。
おもてなしは宇治のお茶で
だからアンクサンスのブランドマネージャー西嶋佳美氏が、サロンをオープンする前から、長年続けてきた商品の開発以上に注力してきたのが、サロンでの〝おもてなし〞である。「まず、サロンを開くに当たって、お客様に日本茶の本当にいい、最高級のものを楽しんでいただきたい。そんな思いが強くありました。アンクサンスの化粧品はお客様とゆったり、じっくりお話をする中で、一瞬にして効果を実感できることを目指してご提供する〝特別な一瓶〞ですから、お出しするお飲み物にもこだわっています。和モダンのしつらえに、コーヒーや紅茶は何となく違うかなという気がしたんですよね。それで日本茶にしようと決めて探し始め、ある人の紹介で北川半兵衞商店さんのお茶に出合ったんです」
西嶋氏は、北川直樹専務が30度に冷ましたお湯で淹れた玉露をゆっくりと味わった後、こう切り出した。この玉露は、アンクサンスがお客様を迎えて最初にお出しするのと同じ最高級品だ。上品にして濃厚な出汁のようなうまみがたっぷり溶け込んだ、まろやかなその味わいには、口に含んだ瞬間に目を見開くほどのインパクトがある。その驚きもさめやらぬまま、いつの間にか静かに目を閉じて「んー」とうなりつつ余韻に浸ってしまう、そんなお茶である。
「西嶋さんは『お金のことよりも、一番上質なもの、とにかく格別なものを下さい』とおっしゃったんです。そんなご依頼を頂いたのは初めてで、ならばとびきり上等のものをお出ししようと、とても意気に感じましたね。
西嶋氏は、北川直樹専務が30度に冷ましたお湯で淹れた玉露をゆっくりと味わった後、こう切り出した。この玉露は、アンクサンスがお客様を迎えて最初にお出しするのと同じ最高級品だ。上品にして濃厚な出汁のようなうまみがたっぷり溶け込んだ、まろやかなその味わいには、口に含んだ瞬間に目を見開くほどのインパクトがある。その驚きもさめやらぬまま、いつの間にか静かに目を閉じて「んー」とうなりつつ余韻に浸ってしまう、そんなお茶である。
「西嶋さんは『お金のことよりも、一番上質なもの、とにかく格別なものを下さい』とおっしゃったんです。そんなご依頼を頂いたのは初めてで、ならばとびきり上等のものをお出ししようと、とても意気に感じましたね。