


(上段から)「ザ ライン(The Line)」内のショップもプロデュースする「Poketo」のオーナーデュオ。/自家製のサラミ類が絶品と話題のレストラン「Bestia」。/ロイ・チョイが手がける話題の韓国焼肉トラックと、ザ・ライン内のレストラン「ポット(Pot)」。
シックなインダストリアル・スタイルは、近所のアーツ・ディストリクト(Arts District)にも通じる要素。晴れた土曜の午後は、アレクサンダー・ワンをまとった客層で賑わう「ハンサム・コーヒー・ロースターズ(Handsome Coffee Roasters)」を覗いて、ロサンゼルスのダウンタウン・シーンを盛り上げるクリエイターたちの様子を観察しよう。スモーキーなコロンビア・エスプレッソで目を覚まし、「ゲリラ(Guerrilla)」で柔らかく煮込んだオックステールのタコスをオーダーして腹ごしらえしたら、リトル・トーキョー方面へ、グラフィティや壁画の描かれた通りを抜けて散歩。途中、アジアンポップの影響を感じさせる「ポケト(Poketo)」でキュートな文房具を手に取ったり、「アポリス(Apolis)」でさり気ないクールさ漂うメンズウェアをチェック。夜は人気のイタリアン「ベスティア(Bestia)」で自家薫製サラミを味わい、「ブルー・ホエール(Blue Whale)」でライブ音楽を楽しむなんていかがでしょう。ちなみにこのブルー・ホエールは、一見みすぼらしいショッピングモールの3階に隠された、知る人ぞ知るジャズクラブ。地元の音楽好きが集まることは言うまでもない。