
(上左)「名月」という90㎡(テラスを含む)のぜいたくな部屋。テラスには露天風呂があり、内風呂も外光がたっぷり入り、快適な気分で入浴が出来る。部屋は寝室とダイニングのスイートとなっており、朝食時も寝具をしまう必要がないのも喜ばれている。
(上右)アイコニックなサインが迎えてくれる「箱根吟遊」のエントランス。
(下)「Ginyu Spa」と名付けられたスパ。ボディートリートメント(宿泊客は60分14,000円)など、コースは多様。2人で施術を受けることも出来る。バーから飲み物を取り寄せ、ソファに腰を下ろし、光と水を眺めているのが好きというゲストも多いとか。
(上右)アイコニックなサインが迎えてくれる「箱根吟遊」のエントランス。
(下)「Ginyu Spa」と名付けられたスパ。ボディートリートメント(宿泊客は60分14,000円)など、コースは多様。2人で施術を受けることも出来る。バーから飲み物を取り寄せ、ソファに腰を下ろし、光と水を眺めているのが好きというゲストも多いとか。
スパで癒やされる時間
ロビーに足を踏み入れると、巨大なガラスの向こうに山が大きく見える光景が、視覚的な喜びを与えてくれる。内部と外部が完全に仕切られていないこの感覚は、箱根に自然を楽しみにくるゲストにとって、喜ばしいものだろう。
同様のことは、館内で散見される。至るところに大きな窓。シェーズロングが置かれたオープンテラス。全ての部屋に設置された露天風呂。さらに、開放感のあるガーデンラウンジのバーもある。
チェックインしたあと、ホテルは他人の家にいる感覚がなかなか抜けないものだが、外部を上手に内部に取り込んで、箱根の山という自然の中にいる感覚を与えてくれるから、短い時間のうちに、緊張感がほぐれてくる。これもいい演出だ。
もう一つ、「箱根吟遊」に多くのゲストが訪れる理由が、「Ginyu Spa」だ。
1951年(昭和26年)に温泉旅館として開業したときは離れの客室だった場所というだけあって、渡り廊下を通っていく。こういう雰囲気は新しいスパリゾートでは体験出来ない。総責任者、太田明宏さんが好むバリを思わせる植栽と、伝統的な温泉旅館の風情が、丁寧に重ねられている。
スパでのトリートメントの内容は多岐にわたり、フェーシャル、ボディーなど、コースと時間は豊富なメニューから選べる。施術は全て手で行われる。2名同時にトリートメントを受けられるペアルームもあり、窓から箱根の景色を眺めながらという体験は、他にはなかなかないだろう。
同様のことは、館内で散見される。至るところに大きな窓。シェーズロングが置かれたオープンテラス。全ての部屋に設置された露天風呂。さらに、開放感のあるガーデンラウンジのバーもある。
チェックインしたあと、ホテルは他人の家にいる感覚がなかなか抜けないものだが、外部を上手に内部に取り込んで、箱根の山という自然の中にいる感覚を与えてくれるから、短い時間のうちに、緊張感がほぐれてくる。これもいい演出だ。
もう一つ、「箱根吟遊」に多くのゲストが訪れる理由が、「Ginyu Spa」だ。
1951年(昭和26年)に温泉旅館として開業したときは離れの客室だった場所というだけあって、渡り廊下を通っていく。こういう雰囲気は新しいスパリゾートでは体験出来ない。総責任者、太田明宏さんが好むバリを思わせる植栽と、伝統的な温泉旅館の風情が、丁寧に重ねられている。
スパでのトリートメントの内容は多岐にわたり、フェーシャル、ボディーなど、コースと時間は豊富なメニューから選べる。施術は全て手で行われる。2名同時にトリートメントを受けられるペアルームもあり、窓から箱根の景色を眺めながらという体験は、他にはなかなかないだろう。