世界の贅沢、NILEの贅沢

（上）二つの大きなアルミニウムの脚に、白い大理石を載せたテーブル（BRICK133）と布張りチェア（BRICK221）。（下左）布張りチェア（BRICK223）。（下右）GHOST UPラインからは脚が見えるタイプのソファーが登場。ソファー脇にあるのは、SWEETコレクションからベル型のランプと、トップが大理石、木、グリーンベル（人工石）の楕円形ローテーブル（BRICK247、BRICK248）。

●GERVASONI TOKYO
東京都港区南青山6-8-8
営業時間11:00～19:30
水曜定休
TEL 03-6418-5764
gervasoni.jp

ジェルバゾーニのミラノサローネ2014最新作をご紹介

地中海の光と北欧の慎みのブレンド

イタリアの高級家具メーカー、ジェルバゾーニがミラノの一大イベントであるサローネ国際家具見本市2014で新作を発表した。
　ブランドのアートディレクターであるパオラ・ナヴォーネによって、構成された展示会場は、シルバーがきらめく壁や、天井から吊るされた白い釣り網でできた幕、絵画のように至る所に飾られたミラーにより、至るところに光や空気が感じられる空間。異素材の組み合わせを得意としているジェルバゾーニらしく、今回の新作コレクションは、地中海の光と北欧の慎みをシンプルにブレンドさせた。
　BRICKコレクションは、二つの大きなアルミニウムの脚に、白い大理石を載せたテーブル（BRICK133）、ファブリックが貼られたチェア（BRICK221、BRICK223）、そしてトップが大理石、木、グリーンベル（人工石）の3種類から選べる、楕円形ローテーブル（BRICK247、BRICK248）が登場。
　また、定番のゴーストコレクションにも新作が加わった。アウトドアバージョンの“GHOST OUT"は、撥水加工が施されていながらも、以前のものと変わらない座り心地。より柔らかく、ソファー、ベッドなどがそろった。またインドアバージョンの“UP"というシリーズには、木製の脚が見えるシリーズも登場した。
　さらに、伝統の編みこみ技術を生かしたビニール製のチューブで編まれたランプシェードのSWEETコレクションには、ホワイトとブラックのベル型のものが登場。
まるで昔からそこにあったかのように、そこの場所や空間でも自然となじむジェルバゾーニ。ミラノサローネでは、そんなブランドの魅力に改めて気付かされた。
　国内では、新作コレクションは今秋にお披露目される予定だ。ぜひ東京・南青山のショプでチェックしてみてほしい。