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1 西廻廊出口。御手洗川に架かる橋を渡ると、正面に宝物館、右に大願寺山門がある。
2 和船で大鳥居を潜る。嚴島神社への参拝は昔、大鳥居沖の船上から社殿と弥山を拝むのが常だったという。
3 本社を中心に客神社、大国神社、天神社等各社が配置され、その間に能舞台や楽房などが設けられている。
 また、宮島は戦国時代、厳島合戦の舞台にもなったところ。主君に反旗を翻した陶晴賢をこの義戦で破って中国地方の覇者となった毛利元就は、神域を汚したことに心を痛め、その後の嚴島神社の発展に大きく寄与したという。その後も、天下統一を目前にした豊臣秀吉が九州平定に向かう途上で参詣した折に、大経堂( 千畳閣 )の建立を命じるなど、歴史をひもとくと、嚴島神社がいかに時の権力者に篤く庇護され発展してきたかがよくわかる。それも、海上守護の神として、同時に「いくさ神…安芸なる嚴島」と言われる軍神として信仰される祭神・宗像三女神の功徳というものだろう。
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