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1.葡萄収穫後の最盛期には約1000個も集結するバリック室。熟成セラーの屋根には冷却効果もねらう優雅なプールがある。
2.左が基本の「バローロ」5年もの、右はクリュの「バローロ・リセルバ」で10年を要する。どちらも有機種ネッビオーロ100%使用。
3.元々は右側の1700年代の田舎家のみだったが、土地拡大とともに棟も増えた。壁のロゴかワイナリーの紋章。
「味、スタイル、セラー、すべてが エクセレントなワイナリー」とジュゼッペが心から惚れこむマンゾーニ社。1974年に故ヴァレンティ ーノさんがこの土地を購入しワインづくりを始めたものだが、当時は今のバローロの片鱗もない大量生産の時代。そんな中、テロワールとネッビオーロ種の力を信じ、この地方で初めてフレンチ・バリックを採用するなど、文字通りモダン・バローロの先駆者の道を歩んできた。
 現在は2代目のロドルフォさんが30人のスタッフとともにテロワールの異なる畑を管理しており、計60ヘクタール、年間生産量25万本までのワイナリーに成長した。3年前に刷新したという博物館のようなセラーでは、BGMを聴かせてバローロを瓶熟成させるなど、ユニークで大胆なスタイルがおもしろい。


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