PAGE...1

独立時計師、ダニエル・ロート氏が来日


(右)金属磨きで最も難しいとされる鋼の鏡面仕上げは、手作業で一つずつ丹念に行う。数ミクロンの誤差も許されないため、気が遠くなるような時間と手間をかけて制作されている。
(左)ロート氏の工房には19世紀から伝わる道具があり、古典的な時計作りに用いられている。
ジャン・ダニエル・ニコラ特別受注会開催
「アブラアン・ルイ・ブレゲの再来」と称された伝説の独立時計師、ダニエル・ロート氏が8月31日まで開催の三越ワールドウォッチフェアのため来日する。ダニエル・ロート氏はブレゲ社の再興と腕時計サイズのトゥールビヨンの製品化を実現。後にブルガリの傘下にも入る自身を冠した高級時計ブランド「ダニエル・ロート」を立ち上げ、複雑機構を搭載した時計を発表し絶大な人気を得た。しかし、徐々に自らが納得できる時計作りをすることが難しくなってきたことから同社を去り、2001年からは自身のブランド「ジャン・ダニエル・ニコラ」を創設。現在はスイスのル・サンティエで創作活動をしている。
三越ワールドウォッチフェアでは、ロート氏渾身の作品「2ミニッツ トゥールビヨン」を特別受注できる。さらに29日は14時から、時計ジャーナリストの広田雅将とのトークセッションを行い、ダニエル・ロート氏の時計づくりの哲学や「2ミニッツ トゥールビヨン」の制作秘話が聞ける。また、30日と31日はシェルマン銀座店でのイベントを開催。
●第18回三越ワールドウォッチフェア
日時:8月19日(水)~8月31日(月)10:30~19:30
場所:日本橋三越本店 本館7階催物会場
※8月25日(火)は店舗休業日
シェルマン銀座 TEL03-5568-1234
http://www.shellman.co.jp/eos2/webshop/store01.htm
三越ワールドウォッチフェアでは、ロート氏渾身の作品「2ミニッツ トゥールビヨン」を特別受注できる。さらに29日は14時から、時計ジャーナリストの広田雅将とのトークセッションを行い、ダニエル・ロート氏の時計づくりの哲学や「2ミニッツ トゥールビヨン」の制作秘話が聞ける。また、30日と31日はシェルマン銀座店でのイベントを開催。
●第18回三越ワールドウォッチフェア
日時:8月19日(水)~8月31日(月)10:30~19:30
場所:日本橋三越本店 本館7階催物会場
※8月25日(火)は店舗休業日
シェルマン銀座 TEL03-5568-1234
http://www.shellman.co.jp/eos2/webshop/store01.htm

2分間で1回転するトゥールビヨンは、独自の複雑機構だけではなく、バイオリン型ケースや文字盤に刻まれたギョーシェなど、細部にまでこだわって作られている。
PAGE...1
LINK