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1.旧古稀庵。もとは海産物店、今はペンションだ。
2.茶房旧茶屋亭。1階の和風の引き違いの窓が美しい。
3.和雑貨いろは。和洋折衷は1面だけの町屋が多いが、ここは4面ともある数少ない店舗だ。
4.町中に残る和洋折衷の古い建物、本間合名会社。
5.太刀川家住宅店舗の左隣に立つ洋館。2代目・太刀川善吉が応接専用室として増築。
6.太刀川家住宅店舗。米国商などとして活躍した初代・太刀川善吉が1901(明治34)年に建築した。現在は「TACHIKAWA CAFE」として営業している。
 もっとも普及のきっかけは、1907(明治40)年に全戸数の半分以上が焼失する大火があったこと。その後の復興とともに、このスタイルが広まったそうだ。函館には強烈な浜風が吹く。一度火が出ると、あっという間に火の海に包まれる。明治時代に幾度となく大火に見舞われた函館では、延焼を阻止する防衛策として、入り組んだ道を広くまっすぐに造成したのである。象徴的なのが二十間坂。その名の通り道幅が20間、約36mあり、坂の突き当たりには現存する中では日本最古の鉄筋コンクリート造りの東本願寺函館別院。こんなところに、外国の文化を受容し発展した函館の有する先進性という「青春の遺伝子」が感じられる。
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