世界の贅沢、NILEの贅沢

レンガ仕上げの重厚かつクラシックな家々が並ぶアンティーク通り。全棟シングル屋根材を用い、道路もゆったりと確保された異国のような空間。すぐ裏には子どもが安全に遊べる公園が広がっている。

100年後も本物の資産であり続ける
サンノゼの丘

Text Rie Nakajima

岡山市街の中心から車で約20分、豊かな緑に包まれた住宅地、サンノゼの丘。爽やかな風が吹き抜ける美しいその街は、家族の心の故郷となる質の高い家と、心を豊かにする自然あふれる環境、そして医療面でも安心して暮らせる、これまでにない理想的な住まいである。

サンノゼの丘が従来の住宅地と異なる、次世代の住まいであること。その顕著な例の一つが、緑地や公園の広さである。一般の分譲地では宅地が8割を占めるが、サンノゼの丘では54％にとどめ、残りの46％を緑地や公園、道路とした。そのため、街では木々や美しい水辺が常に身近にあり、岡山市の中心から車で20分という立地を忘れて、森の中に住んでいるようにも感じる。
　住宅が大量生産、大量消費されるようになった現代だからこそ、心の故郷となる、地域の絆を大切にした、100年後も価値を生み出す質の高い家づくりを――。創業からサンノゼの丘の開発を手がけ、理想の家づくり、街づくりを目指してきたプロズジャパンはこう考える。人が主体であり、暮らしやすさを追求した結果、地域の絆が生まれる美しい街。13年をかけて練り上げられた構想が、全てこの丘につぎ込まれた。
　街は海外の住宅地の良さを取り入れ、ゆったりと洗練された空気をたたえている。タウン内は深い色のレンガが魅力のアンティークスタイル、塗壁や瓦が特徴的なプロバンススタイル、古き良き日本の文化を味わうジャパニーズスタイルの三つの住宅スタイルに分かれ、それぞれ一つとして同じデザインのない、個性あふれるデザインが採用された。