2007年に公開された三池崇史監督の『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』を皮切りに、『山桜』『おくりびと』『ICHI』『山形スクリーム』『スノープリンセス 禁じられた恋のメロディ』『座頭市THE LAST』『必死剣鳥刺し』『十三人の刺客』『デンデラ』など、現在まで10作品が「庄内映画村」の支援で完成、封切られてきた。今や日本映画にとって“庄内"は必要不可欠な施設となった。
新作に応じてオープンセットを建て増すと、それを残して一般公開する。“財産"は増えていくばかりだ。資料館も充実しており、国内最大級の広さを持つ撮影スタジオ建設の計画もある。さらにご存じのごとく、庄内には海の幸山の幸がそろい、全国ブランドの庄内米、だだちゃ豆、三元豚ほか、“食"の豊かさも撮影隊にとっては魅力の一つである。
●庄内映画村資料館
山形県鶴岡市羽黒町松ヶ岡字松ヶ岡29 五番蚕室内 TEL0235-62-2134 www.s-eigamura.jp
新作に応じてオープンセットを建て増すと、それを残して一般公開する。“財産"は増えていくばかりだ。資料館も充実しており、国内最大級の広さを持つ撮影スタジオ建設の計画もある。さらにご存じのごとく、庄内には海の幸山の幸がそろい、全国ブランドの庄内米、だだちゃ豆、三元豚ほか、“食"の豊かさも撮影隊にとっては魅力の一つである。
●庄内映画村資料館
山形県鶴岡市羽黒町松ヶ岡字松ヶ岡29 五番蚕室内 TEL0235-62-2134 www.s-eigamura.jp




1. 庄内映画村が支援した映画の衣装、大道具などを展示している庄内映画村料館。写真は三池崇史監督の『スキヤキ・ウエスタンジャンゴ』のセット。作中、平家のアジト「赤の宿坊」として使われ、そのままに残してある。現在、資料館がある松ヶ岡開墾場は、旧庄内藩士たちが養蚕製糸事業をするために開かれた場所で現存する大蚕室を利用した施設がある。
2. 庄内地方は柿の名産地。今でも軒先には、渋柿を吊るして干し柿にする。
3. 丙申堂の一室。明治の建築物だが、どこか武家屋敷のような風情を残す。
4. 湯田川温泉のバス待ち合い室に置き去りにされた「紳士服の羊屋」の鏡。
2. 庄内地方は柿の名産地。今でも軒先には、渋柿を吊るして干し柿にする。
3. 丙申堂の一室。明治の建築物だが、どこか武家屋敷のような風情を残す。
4. 湯田川温泉のバス待ち合い室に置き去りにされた「紳士服の羊屋」の鏡。