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1 フランスの男性ファッション誌『VOGUE HOMME』から飛び出したような3人衆。
2 窓にガツンと当たった陽射しが、教会内を柔らかな光で満たす。
3 海沿いの遊歩道は住人たちにとっても癒しのスポット。海風を受けて心地良く時を過ごす。
おもしろいのは、そのフレンチタウンにも島固有のメラネシアン文化がしっかりと根を下ろし、異趣の彩りを色濃く映している点だ。わかりやすくたとえるなら、モードの服を小粋に着こなして闊歩するマダム・マドモアゼルと、原色のミッションローブを風にそよがせてゆったりと歩くメラネシアンがそこここで行き交い、南の島の空気の中で溶け合いながら独特の雰囲気をつくり出している、といったところだろうか。コロニーの歴史が文化の混合を経てきれいな形で残されていると感じる。
 そういう町だから、そぞろ歩きがまた楽しい。コーラルピンクやレモンイエローなどのパステルカラーが特徴的なコロニアル建築、真っ赤な花をつける火炎樹が美しい街路、ヨットハーバーから吹き抜ける優雅な風、マルシェに並ぶ野菜や果物のトロピカルな色と焼きたてパンの香り…さまざまな出合いに、五感が刺激されるようだ。
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