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1 アンスバータ沖に浮かぶカナール島。海の水が澄んだ、絶好のシュノーケリングポイントだ。
2 移り住んだ異国人が暮らす住宅街。「フランス人の生活」を垣間見る散策が楽しめる。
A Touch to the Haven
ニューカレドニア流・日常と非日常

Photo TONY TANIUCHI Text Junko Chiba
南太平洋に浮かぶ島々――ニューカレドニアには、強い陽光が降り注ぐ。その光が海と森林と町に、鮮やかさ際立つ色彩豊かな情景を創り出す。多彩な色に心を沸き立たせながら、「ニューカレドニア逍遥」を楽しみたい。
ニューカレドニアの中でも本島・グランドテール島の南西に位置するヌメアは、ビーチリゾートでありながら「都会の日常」を同時に楽しめる特異な町である。
 俗に「南太平洋のプチ・パリ」と称されるように、1853年にナポレオン3世の手に落ちてフランス領となったここでは、フランス文化が芳香を放つ。とくにココティエ広場を中心とするダウンタウンには、フランス直輸入の食材や雑貨の並ぶ店、しゃれたブティック、本格的なフレンチレストランなどが集まっていて、さながらパリやコートダジュールの暮らしが手に入る。都会派の心をも虜にする、そんな魅力に満ちている。だからだろう、フランス語圏をはじめオーストラリアなどからもここに移り住む人は多く、近郊には異国情趣に富んだ住宅街が形成されている。彼らはビーチにいながらにして「フランスの暮らし」を楽しんでいる。

写真3~5の説明
3 ヌメアの町にはカソリック教会が点在する。陽光の中に建物のパステルピンクが映える。
4 公園で夕涼みをするメラネシアン。強い陽光にミッションローブの原色が鮮やかに輝く。
5 チバウ文化センター。先住民族の伝統家屋カーズを近未来的に表現した建物が10棟並ぶ。
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