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仕込みから仕上げ、もてなしまですべてを一人でまかなうようにしたかったという江﨑氏。その思いを具現化する美しい厨房。
大事なゲストを自宅に招く気持ちでもてなしたい。その厨房はプロの技を支える機能性はそのままに、家庭的な雰囲気を醸し出すよう、デザイン性にも妥協を許さなかった。「もちろん機能的な面でも、すごく細かくオーダーに応えてもらっています。例えば作業によって快適な高さが違うので、壁際のガス台と中央の盛り付けに使う台は、私の体に合わせて高さを変えています。またいくつかあるシンクも、それぞれ広さや深さが違います。すべて一人で作業するので、負担なく動けるように、またお客様からすべて見えるところですから、きれいに動けるように、考え抜いて作りました。実際使ってみて、本当にストレスが少ない。体が自然に動ける厨房です」
 ちなみに江﨑氏は同じ敷地内にある自宅にも、タニコーのオーダーキッチンを入れている。
「什器の外装は、シルバーのステンレスのバイブレーション仕上げ。これは手脂で汚れにくいので、手入れが楽。マットな質感は和のテイストによく合います。調理台などは、私と妻の両方が使いやすい高さにしています。建物自体が丸いので、その曲線に合わせて什器を作るのは、意外と難しいそうですが、これもきれいに合わせてもらいました」
 ここで料理をしていると、体も気持ちも自然でいられるという江﨑氏。思い通りにしつらえた美しい厨房が、その創作を支えている。
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