世界の贅沢、NILEの贅沢

歯周病により乱れてしまった歯並びを矯正で改善したケース。

「特に中高年のステージでは未熟なインプラント技術により、インプラント周囲炎が増えていることが深刻、と加治院長は語ります。

　『2000年代始めにかけて“インプラント・バブル"ともいえる活況が歯科業界にはありました。しかし、中にはインプラント技術が充分でないのに、そのブームに便乗した歯科もあり、そうした歯科の治療を受けた患者は、数年後にインプラントの周囲に炎症が起きてしまう状態に陥っています。そのタイミングが、まさにここ数年。まるで“欠陥住宅の数年後"と同じような状況にあり、その問題が顕在化してきています。
　インプラントを考えている患者様ほど、現状を把握するために、一度は歯周病と歯並びの観点から歯列チェックを受けることをおすすめしています。
　たとえ治療の一環として矯正する必要があったとしても、全ての歯列ではなく、前歯だけの部分矯正でも口腔内環境は改善できます。それだけでも、歯周病を予防するためのプラークコントロールが行いやすくなります。』」