世界の贅沢、NILEの贅沢

柱と梁のグリッドフレームをシンメトリーに配した外観は、ガラスの素材感によって美しい陰影を描く。直線が軽快なリズムを作り、端正なたたずまいをより際立たせている。一方、基壇部に施した自然石にはボリュームを与え、安定感と厳かな表情を演出。トラディショナルとモダンを融合したデザインにランドマークらしい存在感が宿る。
　エントランスを入ると、重厚な中にも安らぎを感じられる空間が、ロビーホールへと導く。ロビーホールは吹き抜けの天井によって開放的な空間を生み出しながらも、上質な素材を使用し、落ち着いた雰囲気とした。またシーズンガーデンには樹木を連続させ、潤いある空間を創出。憩いの場として居住者だけでなく、地域の人々にも開放される。一方、23階には東京タワーを間近に眺められるスカイラウンジを用意。都心の美しい眺望がもてなしの一つとなる、ぜいたくな空間だ。同じフロアにはゲストルームも配されている。

（上）上部外観予想図。ガラスの素材感によって描く美しい陰影と直線が作る軽快なリズムは、端正なたたずまいをより際立たせる。（下）シーズンガーデン完成予想図。緑あふれる空間は居住者や地域の人にとって憩いの場となるだろう。
※掲載の完成予想図は計画段階の図面を基に描いたもので実際とは異なります。家具・調度品を含め、今後変更になる場合があります。なお、外観の細部・設備機器・配管類などは一部省略または簡略化しています。植栽は特定の季節の状況を表現したものではなく、竣工時には完成予想図程度には成長していません。なお、掲載の眺望は将来に渡って保証されるものではありません。タイルや各種部材につきましては、実物と質感・色等の見え方が異なる場合があります。