


(上から)モントリオール美術館で現在開催中のチフーリ展。左が代表作「The Sun」。/チフーリ作「ペルシャ天井(Persian Ceiling)」は、ガラスを通した光が部屋をカラフルに染める。/池の周りの緑に溶け込んだ植物園のツリーハウス(Photo ©Montréal Botanical Garden, Michel Tremblay)。
生態系をテーマにしたもっと風変わりな作品を見たければ、「モントリオール美術館(Musée des Beaux-Arts Montréal)」へ。現在行われているガラス彫刻家デイル・チフーリの大型個展(〜10月20日まで)には、“ガラスの森林(Glass Forest #6)"や“ターコイズの葦(Turquoise Reeds)"といった作品はもちろん、エントランス近くには、今にも動き出しそうなビビッドイエローの“太陽(The Sun)"が。また、美術館付属の屋外彫刻ガーデンも最近拡張されたばかり。ロダンやヘンリー・ムーアの代表作と共に並ぶ近代インスタレーション作品の中には、美術館の敷地を超えて、目の前のデュミュゼー通り(Du Musée Avenue)まで飛び出ているもの(!)まである。