
植物園で開催中の植物彫刻展は、インパクト大。

SO CLOSE TO NATURE
Sorce: TABLET HOTELS
自然とアートに満ちた夏のモントリオール
夏になると、街中でニンマリ顔が急増するモントリオール。寒い季節にこの街を訪れたことのない人には、ちょっと奇妙に思えるかもしれません。でも、冬の間、太陽はもう二度と訪れないのだろうか・・・とちょっと不安になるほどグレーの空を毎日眺めていた彼らだから、そんな緩〜い表情も許してあげようではないか。そしてだからこそ、日が長い季節のモントリオールは、街中が大きなお祭り会場のようになるわけだ。川辺の野外コンサートや、ユーモアのある屋外アートショーもあれば、昼も夜も芝生の上にはピクニックを楽しんでいる人がいるし、花火大会もずいぶん頻繁に行われているから、都会のアウトドアを満喫するのにぴったり。
いつ訪れても心地よい市立植物園(Botanical Garden)も、この夏は実に10年振りに、植物を使った巨大彫刻展「モザイキュルチュール・アンテルナショナル(Mosaïcultures Internationales)」を開催(〜9月23日まで)。高さ15メートルのマザーアースの植物胸像そばを、同じく緑のバイソンや野生の馬が駆け回り、彼女の手のひらからは滝が流れていたりと、その光景はなんだか夢の中のワンシーンのよう。ほかにもガウディのモザイク作品“イグアナ"の植物版レプリカや、鳥が舞う6階建ビルほど背の高い木、ボンネットから苔が流れ出ている中古のピックアップトラックなど、生け垣や枝、草花ばかりで造られた大型作品がいたる所に飾られています。ステロイド剤か幻覚剤(またはその両方)でも注入したかのような、アバンギャルドなトピアリー作品には、普段植物観察なんて興味ない人も、きっと感動できるはず。
いつ訪れても心地よい市立植物園(Botanical Garden)も、この夏は実に10年振りに、植物を使った巨大彫刻展「モザイキュルチュール・アンテルナショナル(Mosaïcultures Internationales)」を開催(〜9月23日まで)。高さ15メートルのマザーアースの植物胸像そばを、同じく緑のバイソンや野生の馬が駆け回り、彼女の手のひらからは滝が流れていたりと、その光景はなんだか夢の中のワンシーンのよう。ほかにもガウディのモザイク作品“イグアナ"の植物版レプリカや、鳥が舞う6階建ビルほど背の高い木、ボンネットから苔が流れ出ている中古のピックアップトラックなど、生け垣や枝、草花ばかりで造られた大型作品がいたる所に飾られています。ステロイド剤か幻覚剤(またはその両方)でも注入したかのような、アバンギャルドなトピアリー作品には、普段植物観察なんて興味ない人も、きっと感動できるはず。