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(上)Real Style青山ショールームでの体験イベントの様子。参加者の声に反応して、会場内の照明の色が変わったり、カーテンが開閉したり。楽しみながらスマートホームを体験した。(左下)写真右端の円柱状の製品がスマートリモコン「イーリモートミニ」。左の四角いプラグは、リモコンのない家電もスマホから遠隔操作できる「イープラグ」。
(右下)5.5インチのモニターを備えた「Amazon Echo Show 5」。音楽・動画再生や写真
の表示も音声操作で可能だ。
スマートホームの作り方
Text Nile’s NILE
声だけで家中の家電を操作する―。
かつてSF映画で見たような世界が実現し、「住まいの快適さ」には新たな座標軸が加わっている。
実際に声で家電を操作できるスマートホームの体験会では、その真価と導入のしやすさを肌で感じることができた。
今、家中の家電を声ひとつで操作する「スマートホーム」が注目を集めている。オリジナル家具やインテリアの販売と住宅建築、リノベーションを手がけるリアルスタイルは、「より上質な住空間を作る」という観点からスマートホームを推進している。8月には、東京・青山のショールームで体験イベントを開催した。
 前半のトークショーでは、リアルスタイルの一級建築士浅井清志氏とIoTデバイスを開発するリンクジャパンの村上知久氏が、スマートホームの仕組みや導入の方法を紹介。住まいをスマート化するために、実は最新の家電をそろえる必要はないのだという。アマゾンエコーに代表されるスマートスピーカーと、連携するスマートリモコンの二つがあれば、手持ちの家電でもスマートホームが完成するというわけだ。 リンクジャパンのスマートリモコン「イーリモート」は、音声入力された信号を赤外線センサーで送信し、家電をコントロールするもの。年式や型番を選ばず対応するため、既存の家電をそのままスマート家電化することができるのだ。価格は両方合わせて1万円台と、実に手軽に導入することができる。
 トークの後はスマートホーム化された店内でタッチ&トライの時間に。「アレクサ、カーテンを開けて」「アレクサ、明かりを消して」と、参加者がアマゾンエコーに話しかけ、操作性を体感した。住み手のライフスタイルを学習し進化していくため、使えば使うほど便利さを感じられそうだ。ぜひ、今日から始めたいホームイノベーションである。

●リアルスタイル real-style.jp

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