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犀川のほとりに立つ、1895( 明治28)年創業の老舗料亭「山錦楼(さんきんろう)」。この建物は金沢市指定保存建造物となっており、複数の町家を融合させたそう。こうした伝統的であり、どこか前衛的でもある“昭和の建築物”と、同じフィロソフィーを持つレクサスはしっくりくる。
レクサスについても、同じことを感じる。例えば1989年1月に米国でベールを脱いだ最初のレクサス。評価が高く、米国の作家トム・ウルフも『ア・マン・イン・フル』(1998年発表)では、主人公のクルマとしてレクサスを選んだぐらいだ。
 レクサスLSの初代は、威風堂々としていて、繊細なV8エンジンによるパワートレーンを搭載し、当時「源流主義」と呼ばれた徹底的な品質管理による精緻(せいち)な作りが印象的だった。「最も短時間で名声を確立したブランド」と評されたのもむべなるかなだ。初代レクサスLSがどんないいクルマでも、しかしながら、ずっと作り続けたとしたらどうだろう。レクサスはそれから絶え間なく進化し、最新の技術を用いてモデルチェンジをし、その立場を強固にしてきた。それゆえ日本が誇る最高峰として確固たる存在感を示し続けているのだ。日本が誇るというのは、世界の誰もが価値を認めるグローバルブランドであることを意味しているといってよい。

LEXUS GS350“F SPORT"
ボディー:全長4880×全幅1840×全高1455㎜
エンジン:3.5ℓ V型6気筒DOHC
最高出力:234kW(318ps)/6600rpm
最大トルク:380N・m(38.7 kgf・m)/4800rpm
駆動方式:2WD(FR)
トランスミッション:8速AT
価格:7,465,000円
ロングツーリングでも疲れず、ドライブをゆったりと楽しめるレクサスGSで、犀川(さいがわ)大橋を渡っていると、ふと目にとまった木造4階建ての趣深い建築物。取り回しがいいGSなら俊敏にさっと方向転換が可能だ。この老舗料亭では、伝統的な加賀料理をゆっくりと味わえる。
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