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ワトソンはグリーンを狙うショットが最重要ポイントと指摘。最大の武器と自負するウエッジでグリーンを捉え続けた。
そんなワトソンの救いになったのは愛妻アンジーとともに考え出したタイムマネジメントだった。
「カレブは日に日に大きくなっていく。妻のアンジーには休息の時間をあげたかった。そこで僕と妻は短時間集中型の練習メニューを作った。30分でも1時間でも、効率良く練習し、良き父、良き夫に戻る。その切り替えを僕は1年がかりで覚えた」
 今年のマスターズには穏やかな気持ちで臨んだ。首位に立ち、最終日を最終組で迎えることになったとき、ワトソンは、テクニックや攻め方には触れず、生活のリズムや時間を気にかけるこんな言葉を連ねた。
「勝利へのカギは、今夜、できる限り眠ることだ。昨日は11時に寝て、目覚ましは10時5分に鳴った。妻の手作りの朝食を食べ、息子と裏庭で少し遊び、それからコースに来た。明日の最終日は暑くなる。だから今夜はできる限り眠り、優勝争いのためにエネルギーをセーブする」いざ、最終日。早々にバーディーを重ねた20歳のジョーダン・スピースに首位の座を奪われたとき、乱れることなく挽回のチャンスを待ったワトソンの辛抱強さに彼の成長を感じ取った人は多かったはずだ。
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