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   (上)ケイト・モスもフェンディのファージャケットを愛
   用。鮮烈で魅惑的な赤が目を引く。(下)カール・ラ
   ガーフェルドによる、1971-72 年秋冬コレクション
   にて発表された「アストゥッチョ」のスケッチ。
1925年、ローマにオープンした小さな毛皮工房併設の皮革小物店が、フェンディの始まり。華やかな貴族階級の馬車が行き交う、にぎやかなプレビシート通りの店には上質なアイテムが並び、富裕層から高い人気を集めたという。その後、五人の娘たちが家業に加わると、フェンディはさらなる発展を遂げる。1965年には、カール・ラガーフェルドがデザイナーとして参画。ファーの裁断や染色など、斬新な発想で独自の地位を確立していく。現在、ミラノのモンテナポレオーネ店を始め世界各国に展開し、ファッション業界を牽引するトップブランドの一つとして大きな成功を収めているが、ファーは今でもローマで作られている。
 およそ90年という長い年月の間、常に最高の品質を求めて新たな技術を研究し、熟練の職人が一つひとつ丁寧に仕上げてきたフェンディのファー。それは今も変わらず、ブランドのルーツとなるローマの専門工房で、丹念な手作業によって作られている。毎年発表するたびに進化するデザインはもちろん、それを実現する高い技術力が、ファーを上流階級のステータスからモダンなファッションアイテムへ昇華させたのだ。
 東京、大阪、名古屋では4月から5月にかけて、2014-2015年秋冬コレクションで発表された新作ファーの予約会が、いち早く開催される。今回は各会場にナイルスナイル会員5組10名をご招待。この機会にぜひ、気品あふれるフェンディのファーを実際に手に取り、そのクオリティーを確かめてほしい。

>>>新作ファーご予約会についてはこちら
   (上)創業当時から一つひとつ丁寧な職人の手作業
   で作られていくフェンディのファー。(下)2014年春夏
   コレクションでも、数多くの独創的なファーウェアが発
   表された。
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