


(左)エントランスホール完成予想図。(右上)九段坂の坂上に鎮座する靖国神社。(右下)美しい桜が咲き誇る千鳥ヶ淵。
外堀通りと靖国通りのほぼ中間に位置し、東京メトロ東西線「飯田橋」駅徒歩4分、2駅7路線の利用が可能で、交通利便性が高い。それでいて、空地率およそ50%のプランで、緑豊かなランドスケープがぜいたくに展開される。南北に長い敷地の北側に、緑に包まれるオープンスペースを設置。そこから続くエントランスアプローチにも緑が配され、その奥の私邸へと導く。建物は奥まった位置にあり、プライバシーにも配慮。駐車場は別棟として敷地内に置いた。21階建てのマンションは137戸を有するが、広大な敷地には、他にはないゆとりが感じられる。
プロジェクトの基本計画を担当するのは、シャルル・ド・ゴール空港第3ターミナルを始め、日本のフランス大使館、ヨーロッパハウス(EU大使館)などを手掛けたADPI建築ディレクターのドミニク・シャヴァンヌ氏。そして、フランスに精通した建築家・西山広朗氏がデザインを監修する。日本とフランスの美意識が響き合い、そこから生まれるデザインにはこの地にふさわしい品格が息づく。
プロジェクトの基本計画を担当するのは、シャルル・ド・ゴール空港第3ターミナルを始め、日本のフランス大使館、ヨーロッパハウス(EU大使館)などを手掛けたADPI建築ディレクターのドミニク・シャヴァンヌ氏。そして、フランスに精通した建築家・西山広朗氏がデザインを監修する。日本とフランスの美意識が響き合い、そこから生まれるデザインにはこの地にふさわしい品格が息づく。