
チタンや塗料など完成までに使用された品の数々。加えて、完成したドライバーヘッドとシャフト、アイアン。酒田工場で一貫した製造を行うことで、ばらつきのない品質を生む。
HONMAの新ブランドTOUR WORLD
本間ゴルフはかつて、パーシモンでゴルフ界を席巻した。最先端科学の裏付けの下、匠の感性によって生み出される、性能と造形美を兼ね備えたHONMAのクラブは、そのばらつきのない高い品質とともに信頼され、プロの使用率は8割を超えていた。しかし、それは20年、30年前のこと。もちろん、今も「クラブはHONMAでなければ」という多くのファンに支持され、ヨーロッパや中国、東南アジアなど海外でのシェアは右肩上がりに伸びている。だが国内では、パーシモンから金属製ヘッドへの移行が進むにつれて、いつの間にか、HONMAは資産のある年配層に好まれる「高くて難しいクラブ」というイメージが付いてしまったことも否めない。