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斜面を利用した、見晴らしの良いリビングダイニング。都会の真ん中とは思えぬ静寂の住まい。
外国産の安い木材に押され、日本の林業は壊滅的打撃を被っている。間伐材は建築に使えないからお金にならないという理由で、手入れをされぬままに放置される山。状況を見かねた石出氏は、HOPを挙げて森を守る活動を開始した。
 「日本の木を使うと言っても、選び抜いた一番良い木だけを使うのでは、山は立ちゆかない。木は適材適所。そのままで使うものもあれば、集成材として使うものもある。集成材は製材の1.5倍の強度があり、ねじりや反り、割れや狂いが生じにくいというメリットがあります。これをうまく使うことで、コストダウンしながら、日本の木で家をつくることが可能になりました」
 木が与えてくれる癒やしに感謝し、その五感に訴える魅力を住まいという形にする。それがHOPの家づくりだ。
 「家づくりは誠意が大事。協力してくれる人たちへも、私たちに家を任せてくださったお客様へも、最大限の誠意で奉仕するしかない。それにはもう、良い家をつくるしかないんです。HOPには『人を幸せにする人が幸せになる』という企業理念があります。社員たちには、時代を越えて残る建物をつくることに喜びを感じてほしいと思っています。100年後も良い家だと人が感動するようなものでなければ、私たちがつくる意味がない。そういうものをつくるんだという思いを貫くことが大事だと、みんなにいつも言っています」
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